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生命保険一般課程は受かって当たり前?〜知っていれば合格する〜

銀行員になって1年目。資格試験多いですよね、、私も1ヶ月に一つくらいのペースで試験を受けています。

個人営業(リテール)配属の方、保険会社、代理店に就職された方は、取得必須であろう生命保険一般課程試験。

私個人的には、新入行員が受ける試験の中でも易しい資格試験の一つだと思います。合格率も高く、80%以上と言われています。

簡単と言われている試験ではありますが、金融・保険の知識に自信がない方が対策をしないで試験に挑むと不合格になってしまう可能性も。
しかし、ちゃんと勉強をすれば、確実に合格できると思います。
同期の中で一人だけ落ちてしまった、、とならないようにこの記事を見て勉強方法、対策はしっかりしておきましょう。

生命保険一般課程試験について

 一般課程試験は、生命保険の基礎知識を修得することを目的としています。営業職員の場合は、入社約3ヶ月にわたり所定の単位の研修をすることになっており、入社説明会→入社→基礎研修→一般課程試験→合格→登録→実践研修*の体系で行われています。代理店の場合は、基礎研修の前に業務委託説明会を実施します。
*この研修の開始時期については、対象者の登録の済・未済にとらわれず設定することができる

一般社団法人 生命保険協会

ここで説明されている通り、一般課程試験に合格することで、生命保険募集人として登録できるのです。

しかし、販売できる商品は限られており、これから受験されるであろう、専門課程試験、変額保険販売資格試験などを合格しなければ販売できない商品もありますので、注意が必要です。

生命保険一般課程試験の難易度

みた的難易度 

生命保険一般課程試験の難易度は新入行員が受ける資格試験の中でも易しい部類だと思います。

理由は以下の三つです。

  1. 問題形式が全て選択問題である。
  2. 知っていれば受かる。知らなければ落ちる。
  3. 過去問(模擬テスト)がある。

一つずつ説明していきます。

問題形式が全て選択問題である

生命保険一般試験課程試験の試験概要は以下の通りです。

試験概要
開催時期通年
試験時間40分
合格点70点
実施方法CBT方式(コンピューター試験
問題形式・配点
問題番号配点満点問題形式
1 - 25125語群から適切なものを選ぶ
26 - 30210語群から適切な数字・語句を選ぶ
31 - 334(部分点2)12誤っているものを2つ選ぶ
34 - 3728誤っているものを1つ選ぶ
38 - 67130○×問題
68 - 82115文章の中に入る適切なものを選ぶ

合格点が70点というのは高くもなく、低くもなく平均的な点数なのではないでしょうか。

また、2択問題が45問あるということも大きな特徴であると思います。これは次で説明しますが、勉強をすれば吉。しないと痛い目を見るかもしれない大きな理由の一つです。

知っていれば受かる。知らなければ落ちる。

問題38から82の45問は正解確率1/2の問題です。

2択問題は正解か不正解か○か×を選べば良いのです。これは「知っているか」「知らないか」で大きく正答率が変わる問題です。

問題文の中に、ここが違うという単語があるだけでその問題の答えは×なのです。

ここで問題例を見てみましょう。

次の文章について、正しい場合は「正」、誤っている場合は「誤」を選んでください。

クーリング・オフ制度では、契約申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、7日以内であれば口頭(電話等)で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。

この問題文は「正」でしょうか「誤」でしょうか。

答えは「誤」です。

どこが間違っているのでしょうか。

クーリング・オフ制度では、契約申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、7日以内であれば口頭(電話等)で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。

7日が誤りなのです。正解は8日です。

クーリング・オフについては、「ある程度の期間内だったら契約を解除できる制度」などなんとなくご存知の方は多かったのではないでしょうか。

しかし、それだけでは確実に点数は取れません。逆に、知っていれば、とても簡単である問題が多くあるのです。

過去問(模擬テスト)がある。

皆さん生命保険一般課程のテキストは手に入れましたか?

私は銀行から

  • テキスト
  • 重要ポイント集
  • ワークブック
  • 模擬テスト(3回分)

が配布されました。テキストとワークブックで試験勉強をするのも、もちろん王道の勉強方法だと思います。

しかし、模擬テストがとても重要です。
この模擬テストをうまく活用し、最短で対策をしましょう!!

生命保険一般課程〜みた的勉強方法〜

皆さんの中には、試験日まであと1週間しかないよとか時間がない方もいらっしゃるかもしれません。

そんな皆様にみた的勉強方法をお伝えします。それは

ポイント

模擬テストをひたすら解く

です。

私はワークブックは一切使わず、テキストもほとんど使わずに、この順で勉強しました。

  1. 模擬テストをまずは解いてみる。
  2. 間違えた問題をすべてチェック。
  3. 重要ポイント集を用いて、問題文のどこが合っていて、どこが間違っているのかを復習する。
  4. 正解した問題ももう一度解いてみる。
  5. 1に戻り、2回繰り返す。

これを他の模擬テストでも行います。詳しくは以下で説明していきます。

模擬テストをまずは解いてみる

自分のレベルを知るためにもまずは模擬テストを解いてみましょう。

ここで私が気をつけていたことは、模擬テストには一切書き込みをしないことです。
なぜなら、2回目に解く時に書き込みがあると何かしらのヒントになってしまい、自分が本当に理解できているのかがわからなくなってしまうからです。

多くの人は、50点とかそれ以下だって方もいらっしゃると思います。それは全く問題ないです。むしろ間違ったところをしっかりと理解できれば合格に一歩近づきます。
もしかしたら、一回目で満点を取れてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、その人は他の模擬テストを解いてみて高得点だったら対策が必要ないかもしれません(笑)

間違えた問題をすべてチェック

間違えた問題は次も間違えてしまうかもしれません。しっかりと自分のものにできるように見直す必要があります。

1回目でどの問題を間違えてしまったのか。それをどこかにメモや、答案用紙を残しておくようにしましょう。

重要ポイント集を用いて、問題文のどこが合っていて、どこが間違っているのかを復習する

しっかり対策するという上で、「この問題は○なんだ。次は×にしよう 」などと問題文の暗記をしても全く意味がありません。

言葉の意味を理解しないと、いざ試験の時に、同じ意味なのに違う言葉や言い回しで出題された問題を正解できないということが起きる可能性があります。

したがって、しっかりと単語や文の意味を理解することがとても重要なのです。

模擬テストの問題文の最初に項目名が書かれていると思います。この項目名を元に重要ポイント集で調べながら見直すと効率的に復習をすることができます。

正解した問題ももう一度解いてみる

これは皆さん見落としがちなのですが、一度正解した問題でも、たまたま正解だった問題もあるかもしれません。

そのような問題をそのままにしておくと、本番で痛い目に遭うかもしれません。

それを防ぐために、正解した問題ももう一度解いてみましょう。問題文を完璧に理解しているならば、何回解いても正解するでしょう。

ここで間違えてしまった問題は、理解できていないのでしっかりと復習しましょう。

1に戻り、2回繰り返す

ここまで終わった方はもう一度、同じ模擬テストを解いてみましょう。

私はあえて、2回繰り返すと良いと思っています。

理由は3回目はほとんど問題文を覚えてしまっているからです。

おそらく、短期間に何回も解くと数を重ねるたびに、問題文と正解を覚えてしま雨と思います。これは、点数と理解度が比例しなくなってしまうため良いこととは言えません。したがって、2回解いてみて、まだ高得点ではないと思ったら、3回目は時間をおいて解いたほうが、良いと思っています。

したがって、1つの模擬テストを2周したら、他の模擬テストを同じように解いて見ましょう。おそらく皆さんの知識も増えて、1回目で高得点がとれているのではないでしょうか。

満足がいくまで、時間が許す限り、模擬テストと重要ポイント集で対策していきましょう。

まとめ

以上、生命保険一般課程試験の概要とみた的勉強方法について説明して参りました。

生命保険一般課程試験は

ポイント

  • 油断禁物
  • 知っていれば合格する
  • 模擬テストをひたすら解く

 

これから生命保険一般課程試験を受験される方に少しでもお役に立てたのならば幸いです。

最後までみていただきありがとうございました。

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